9.7.1〜9.7.2-P3までのBIND 9にDoS攻撃を可能にする脆弱性 – 緊急パッチ適用を強く推奨 -

ISC が Server Lockup Upon IXFR or DDNS Update Combined with High Query Rate ということでアナウンスを出しています。

JPRS からは日本語による情報の掲載がありました。

■(緊急)BIND 9.7.xの脆弱性を利用したサービス不能(DoS)攻撃について – 9.7.3へのバージョンアップを強く推奨 – <http://jprs.jp/tech/security/bind97-vuln-ixfr-and-dynamic-update.html>

対象は 9.7.1 から 9.7.2-P2 までのバージョンの BIND9 です。一時的な回避策も提示されていますが、これを適用した場合サービス性能が低下します。 本質的な解決として、早急に 9.7.3 にアップデートすることを強く推奨します。

技術検証WG資料更新

DNSSECジャパン 技術検証WG では、DNSSECの導入・運用における課題の整理・検討を行っています。 活動の一環として、作成した報告書や資料等を 資料 - 技術検証WG のページにて公開しています。 今回、1つの文書を更新しましたので、お知らせします。

DNSSECを利用するリゾルバーのためのトラストアンカーの設定方法について 第2版 DNSSECを利用するDNSキャッシュサーバ(またはリゾルバー)のために、現段階でよいと考えられる、トラストアンカーのデータを入手し確認する方法を説明しています。 第2版では、ルートゾーンの最新情報、KSKの更新等について「■9. 日常的な運用のために」を追加しました。(pdf形式, 160kB, 5p)

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